パスワードを完全に保護する多要素認証
多要素認証は、ユーザーに2種類以上の異なる認証要素(例:パスワードとモバイルデバイスからの確認)の入力を求めることで、パスワード保管庫への不正アクセスを徹底的に防ぎます。これにより、パスワードが漏洩した場合でも、追加の認証がなければ情報にアクセスできないため、セキュリティーレベルを飛躍的に向上させます。認証要素として、スマートフォンなどのモバイル端末、ハードウェアトークン、専用認証アプリなど、多岐にわたる選択肢を利用できます。


ネイティブ認証アプリ Zoho OneAuth でセキュリティーを強化
MFA対応の認証アプリを導入することで、パスワード保管庫へのアクセスセキュリティーをさらに強化できます。Zoho のネイティブ認証アプリである Zoho OneAuth は、使いやすさと高いセキュリティーを両立。すべての Zoho アカウントだけでなく、その他の非 Zoho アカウントに対しても多要素認証を安全かつ簡単に設定できるため、一元的なMFA管理が可能です。
全ユーザーにMFAを義務化して組織全体のセキュリティーを徹底
組織内の全ユーザーに対して多要素認証の使用を義務付けることができます。この設定を有効にすると、ユーザーは次回サインイン時に、指定された任意の認証要素を設定するよう求められます。これにより、個々の従業員のセキュリティー意識に依存することなく、企業全体として統一された高いセキュリティー基準を徹底することが可能です。

さまざまなMFAオプションで柔軟な認証管理
Zoho Vault は、多様なニーズに応えるMFAオプションを提供します。ユーザーは、自身の利便性やセキュリティー要件に合わせて、最適な認証要素を選択してアカウントの多要素認証を設定できます。Google Authenticator、Authy といった汎用的な認証アプリを Zoho アカウントと連携させることも可能ですし、時間ベースのワンタイムパスワード(TOTP)や、物理的なセキュリティーキーであるYubiKey を使用することもできます。
